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動画の内容
今回のテーマは、完璧な腸内環境の整え方といっても過言ではない内容です。
NHKの暮らしの解説という番組で放送された内容を要約してみました、
1腸内環境は、便秘解消、免疫力強化アレルギー解消だけではなかった
2完璧な腸内環境とは、腸内細菌だけではなく短鎖脂肪酸も分泌させること
3短鎖脂肪酸を増やす方法について順にご説明します。
腸内細菌は私たちの健康や病気に影響することがわかっています。皆さんもご存知のように、腸内細菌には善玉菌と悪玉菌とがあります。
善玉菌には乳酸菌とビフィズス菌の2種類があります。悪玉菌の代表格は大腸菌です。私たちの腸には約1,000種類の善玉菌が 住んでおり、お腹の調子を整える効果や免疫力を上げる効果など、様々な効果が認められています。
最近の研究では、腸内細菌が運動能力や持久力を高めることもわかってきました。青山学院の駅伝の選手の腸内を調べたところ、善玉菌が普通の人以上に存在していることが明らかになったのです。
そう聞くと、なんだ 善玉菌を取れば良いんでしょと思いがちですが、それでは完璧ではありません。ビフィズス菌と乳酸菌だけでは効果がイマイチなんです。
大事なのは、オリゴ糖を善玉菌と一緒に取ることが重要であることが明らかになっています。ある実験ではオリゴ糖を摂取するグループと、摂取しないグループに分け20代から40代の運動習慣がある男性を対象に実験が行われました。
オリゴ糖を摂取したグループは腸内細菌の数と短鎖脂肪酸の数が増え、その結果、運動後の疲労感も少ないことがわかかりました。
青山学院の駅伝の選手は善玉菌が多いだけでなく、オリゴ糖など食物繊維を多く取っていたのだと推測されます。
腸内細菌の数と短鎖脂肪酸の数が増えると、疲労感が少なくなる。短鎖脂肪酸はどんなものなのでしょうか。簡単にご説明し ます。
短鎖脂肪酸は大腸で作られます、大腸で作ら れた短鎖脂肪酸は、肝臓に働きかけエネルギーを作ります。作られたエネルギーは全身の筋肉に供給され、持久力を高めます。
エネルギーだけではなく、免疫力を強化する効果や血糖値の調節にも関与していることがわかかっています。糖尿病の方は、健常者に比べて免疫力が弱いので、ぜひ短鎖脂肪酸を大腸内で多く作るように心がけましょう。
では、短鎖脂肪酸はどのよう にしたら多く分泌させることができるのでしょう。短鎖脂肪酸は 善玉菌と食物繊維やオリゴ糖を一緒に摂取することで多く分泌されます。
短鎖脂肪酸を直接口から飲んでも効果はありません。なぜなら、短鎖脂肪酸は大腸に届く前に小腸で分解されてしまうからです。このように腸内細菌や短鎖脂肪酸は、思った以上に私たちの体に影響することがわかっています。
健康維持や病気の治療だけでなく、人の様々な機能を増強できる可能性があることが わかってきました。さらに重要なのは腸内に存在する千種類もあると言われる腸内細菌です。
ただ1種類の善玉菌を取るのではなく、できるだけ多くの種類の善玉菌を腸内で育てることが重要です。NHKの番組では腸内環境を整え短鎖脂肪酸を多く分泌させるには、できるだけ多くの種類の善玉菌を取るようにしましょう。多品種の善玉菌を育てるオリゴ糖や食物繊維についても、様々な種類の食物繊維をとることが重要だと解説しています。
偏った食生活が続くと、腸内の善玉菌の種類はどんどん減ってしまうそうです。偏った食事が続くと便秘になるのはそ、これが理由なんですね。
よくある質問をご紹介します。乳酸菌入りヨーグルトのメリットはあるの でしょうか?確かに善玉菌を含んでいます。ただし食べてもすぐに腸内に住み着くわけではありません。
善玉菌には自分の体に合う善玉菌と合わない善玉菌とがあります。オリゴ糖や様々な野菜や果物と一緒に、いろいろな善玉菌を試し、自分に合ったものを見つけることが大切です。