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動画の内容
辛いしらくも、自宅で治す方法があればいいなと思いませんか?今回は、しらくもを自宅で治す方法についてお話します。
まずこの動画では、しらくもの症状や、原因である白癬菌について説明します。近年急増している、新型の白癬菌についてもお話します。
最後にしらくもを自宅で治す方法や注意点について順にお話していきます。ぜひ最後までご覧ください。
まず、しらくもとはなにかをご説明します。しらくもは、カビの一種である白癬菌が、頭皮や髪の毛に寄生して繁殖することで生じる感染症です。
発症する部位によって呼び方が異なり、足に感染するものを「水虫」、体幹にできるものを「ぜにたむし」、太ももの付け根にできるものを「いんきんたむし」、そして頭皮に発症するものを「しらくも」といいます。
しらくもの症状としては、脱毛やフケ、かゆみが一般的です。放っておいて悪化すると、頭皮が化膿して脱毛の範囲が広がってしまいます。まれに、発熱やだるさなど、頭部以外の症状を伴うこともあります。
頭皮のフケや、かゆみを引き起こす病気には、脂漏性皮膚炎や尋常性乾癬、シラミなど、様々な種類がありますが、脱毛が見られるようになった場合、しらくもが疑われます。
しらくもを引き起こす白癬菌には様々な種類があり、それぞれ症状が異なります。症状別に見てみましょう。
こちらの写真は、「グレーパッチリングワーム」という感染症です。髪の毛が、頭皮の表面より、ほんの少し上から折れ、短い毛が残ることが特徴です。
そしてこちらは、「ブラックドットリングワーム」と呼ばれます。頭皮のすぐ表面で髪の毛が折れてしまい、毛根に残った毛がプツプツと点状に見えることが特徴です。
髪の毛が途中で折れてしまう原因は、寄生した白癬菌が、髪の毛のたんぱく質をエサにする為、髪が頭皮の表面で切れたり、部分的な脱毛が進行する為です。
最近急増している「トンズランス菌」という白癬菌もいます。「トンズランス菌」によるしらくもの場合は、感染力が非常に高い反面、その初期症状は比較的軽いといいます。
毛穴に菌が入り込むせいで、黒い点ができたり、かさぶたが少々できる程度の症状しか出ないことも少なくありません。
ただし、そのまま放置していると、脱毛や膿による炎症が起きる例も報告されています。「トンズランス菌」については、また後ほど詳しくご説明します。
しらくもの原因である白癬菌は、いわゆる水虫菌。真菌の一種です。白癬菌は、たんぱく質の一種である「ケラチン」を養分にします。私たち人間の皮膚や髪、毛、爪などには、そのケラチンが多く含まれているため、絶好の寄生場所となるのです。
しらくもは、昔は小児特有の感染症でしたが、今はそうとも言えません。水虫や、たむしと同様に、大人でもかかります。
特に、2000年以降は「トンズランス菌」と呼ばれる、新型の白癬菌によるしらくもが急増しています。
トンズランス菌は、もともと南米に生息している菌でしたが、レスリングや柔道といった格闘技を通じて、選手間で移ったと考えられています。
通常の白癬菌に比べてトンズランス菌の感染力は強力です。ほんの数分間の試合時間でも、接触した部位からどんどんうつるといいます。
部活や合宿などで集団生活をしていると、落ちた髪の毛やフケ、垢などから感染するリスクも高まるため注意が必要です。
タオルや枕などの寝具、競技着からうつることもあります。菌をもらった選手が帰宅して、家族や子供と触れ合うなどして、競技をしない人たちに広がってしまうことも少なくありません。
移りそうな環境に居る人は、菌が体に浸透する前に、菌を殺す成分の入ったソープで、できるだけ早く洗い流す事を心掛けましょう。その際には、普通のソープでは逆効果になるので注意しましょう。
トンズランス菌など、白癬菌を殺す効果が証明されている成分は、「ティーツリーオイル」です。ティーツリーオイルは、昔から天然の抗生物質と言われ、広く薬用成分として活用されています。詳しく説明していきます。
一般の白癬菌も、トンズランス菌系白癬菌も、真菌の一種です。そのため、治療には「抗真菌薬」が有効です。
しかし、市販の抗真菌薬には、かゆみ止め成分や局所麻酔薬が配合されていることが多く、成分が刺激となり、別の感染症を起こす危険性もあります。自己判断で市販薬を使用すると、「ケルズス禿瘡」のリスクも高まるので注意してください。
しらくもは頭皮から細かいフケ状の鱗屑が出たり、軽いかゆみを自覚することが多いことから、市販薬のかゆみ止めを使う方も多いです。かゆみ止め薬で症状が一時的に治まったように見えても、皮膚の菌自体は死んでいません。
かゆみ止めにより、「症状がなくなったから、しらくもが治った」と勘違いしてしまうのが一番危険です。
根本的には治っておらず、菌保有者であることは変わらないため、まわりの人へ次々にしらくもを移してしまいます。根本的治療を、しっかりと行いましょう。
しらくもは、菌を殺す成分の入ったソープで洗い流す事がとても重要です。普通の石鹸で洗っても逆効果になってしまいます。その理由をご説明します。
頭皮を含め、皮膚上には、良い菌と、白癬菌の様な悪い菌が共に存在しています。これらの常在菌は、お互いに勢力争いをしており、健康な状態では均衡を保っています。
ところが、大量の白癬菌に感染したり、良い菌が死滅して洗い流されてしまうと、白癬菌などの悪い菌が勢力を伸ばし、しらくもの症状として現われます。
普通のソープで洗っても、白癬菌を殺す事はできません。白癬菌は皮膚の中に根を張っています。ゴシゴシ洗う事により良い菌が洗い流されてしまい、悪い菌が優勢になってしまうのです。
「水虫になったら普通のソープで洗ってはいけない。お湯で洗え」というのは有名な話です。そこでお勧めなのが、ティーツリーオイル配合のソープです。
ティーツリーオイルは、白癬菌などの真菌のみならず、細菌も殺す事が多くの臨床研究で証明されています。ただし、とても強いオイルなので原液で使うことは厳禁です。皮膚を悪化させてしまいます。
ティーツリーオイル配合の物を使う事により、白癬菌を殺す事が可能になります。予防および、治療の為に、日々ティーツリーオイル配合のソープで洗い流しましょう。
ドクターズチョイス「ファンガソープEX」は、白癬菌を殺すティーツリーオイルを配合した、シャンプー兼、ボディーソープです。頭と体、両方に使うことができます。また、シアバターもたっぷり配合され、抗炎症作用と高い保湿力で、荒れた頭皮を快方へ向かわせてくれます。
しらくもは、白癬菌というカビが原因で起こる感染症です。日本国内で販売されている、通常のフケ用市販シャンプーでは、しらくもの症状を改善することはできません。
ソープ同様、普通のシャンプーの使用は、しらくもを悪化させる原因になるので注意しましょう。ティーツリーオイル配合の「ファンガソープEX 」で洗った後、さらに念入りにできることがあります。
ドクターズチョイス「ファンガクリーム」は、ティーツリーオイル配合の軟膏です。このファンガクリーム」を、「ファンガソープEX 」で洗った後の患部に塗りましょう。
他の人に移さない為にも、患部だけでなく、その周辺にも広めに「ファンガクリーム」を塗ることで対策をとることができます。
皮膚のターンオーバーには最低1か月かかります。しらくもの原因菌、白癬菌が、どのくらい皮膚の奥まで根を張っているかにもよりますが、最低1か月から3か月は、毎日ケアをしましょう。
しらくもの症状が完全に無くなっても、白癬菌にはすぐに再感染します。白癬菌に感染しやすい環境に居る人は、日ごろから「ファンガソープEX 」で、白癬菌が根を張る前に洗い流す習慣をつけておきましょう。
しらくもで脱毛してしまった頭皮。一度脱毛してしまった部分を、再び元の状態に戻すには、それなりの時間がかかります。
髪の毛の栄養成分で重要なのが、ビオチンという成分です。健康な肌、髪の毛、爪を維持するには、ビオチンは必須成分です。少しでも早く脱毛部分を回復したい場合には、ドクターズチョイス「ビオチン5000プラス」がお勧め。
ビオチン5,000マイクログラムに、ビオチンの効果を高める成分が27種類も一緒に配合されています。
詳しい製品情報をご覧になりたい方は、概要欄のリンクからアクセスをお願いします。
しらくもを自宅で治す方法、お分かりいただけましたでしょうか?しらくもの予防のためにも、再発防止のためにも、周囲の方に移さないためにも、自宅でしっかり対策していきましょう。